あまり知られていない福岡の魅力!?

IT都市福岡について

 子供達の心を捕らえて放さない「妖怪ウォッチ」を初めとして「イナズマイレブン」「ダンボール戦機」「ワンピース アンリミテッド」などといったヒット作ゲームのほとんどが、相次いでこの福岡から生まれています。それだけでなく、様々なWEBサービスやベンチャー企業のほとんどが、実のところこの福岡に由来があったりするという事実までがわかってきています。それでは、そんな東京から遙か彼方に離れた大地からなぜ世界を席巻するようなものがかずかずと誕生しているのでしょうか? それにはIT都市としてベンチャービジネスの天国として成長してきた都市福岡の特徴によるものだったのです。

福岡で暮らすには

成功しているのは「妖怪ウォッチ」だけじゃ無い

 ポケモンブームを上回るほどの人気を博している妖怪ウォッチの生みの親であるレベルファイブが生まれたのが、ここ福岡ですが、実際に有名なゲームメーカーはこのレベルファイブだけではありません。「ナルティメット」シリーズを手がけ、非常に評価が高かったサイバーコネクトツーなどもあります。この会社はスタジオカラーとアニメ勝負などを行うなどアニメーションにも力を入れている企業で、今後の展開が期待されております。他にも「ワンピース アンリミテッド」シリーズのガンバリオンなどがあり、ゲーム業界で今福岡市に拠点を置く企業が存在感を増し続けているのでした。

なぜこんなにも活気づいているのか?

 福岡市のゲーム業界がなぜ、こんなにも活気づいているのかと疑問に思っている人もいるかもしれません。実際の所これまで福岡では、地元が一体となって、ゲーム産業の育成に取り組んできた経緯があり、ゲーム開発企業どうしがライバルとして反目するのではなく、「お互いが持つ悩みを共有し、解決していこう」と、当時の7社で業界団体「GFF」を設置していたりと良い取り組みを数多く行っているのです。

 この団体名には、“GAME FACTORY’S FRIENDSHIP”(ゲーム開発企業の友好協定)と、“GATE FOR FUTURE”(未来への扉を開く)のふたつの意味が込められており、この業界の動きに後押しされるように、公的な組織もバックアップに乗り出しています。

 2006年には「九州・福岡を世界が目指すゲーム産業都市にする」を合言葉にして、福岡市と九州大学、ゲーム業界が連携する全国初の組織「福岡ゲーム産業振興機構」が発足するに至るなど、民・官・学の三つが合わさった協力の構図をとっているのでした。また「福岡ゲーム産業振興機構」では、ゲームクリエイター育成を目的としたインターンシップ事業を、年2回実施しており、こうした取り組みで、優秀な人材やゲーム関連企業が育つ土壌が育まれてきたのでした。

前述したとおり通勤に関しての負担も少ない

 こういった取り組みの他にも福岡という土地柄からヒット作が生まれているのではないかという声もあったりします。これは既に前述したメリットでもありますが、実際にアンケートを地元のゲーム産業関連企業に勤める人物を対象に調査したところ、通勤時間が短い、楽という声が上がってきています。恐ろしいことに、平均通勤時間は九割が一時間以内と言っており、また三十分未満が六割を締めています。さらに一分から十五分までだという人も全体の23パーセントもいるとのことでした。

 さらに恐ろしいのは、徒歩での通勤が39パーセントと最も多く、さらに続くのが自転車通勤で、これも21パーセントを占めています。これを合わせると大体六割になり、半数以上が自転車や徒歩で通勤可能な都市部に暮らしているという事実が見えてくるのです。なぜかというと先ほども説明したとおり、現在福岡は家賃相場が安くなっており、オフィスがある都市部に悠々と住むことが出来てしまうからであり、これにより満員電車や長時間の通勤といった活力と時間をごっそり持って行くものが無く、毎日消耗せずに会社へ行けるという風になっているのです。さらに仕事に集中出来るだけでなく、自然も多くあるため、息抜きが出来る場所に関してもすぐそばにあったりします。

 そんな都会と田舎のバランスがとれた福岡だからこそ、名作ゲームが沢山生まれていっているのかもしれません。

福岡で暮らすには

クリエイター育成の教育周囲も充実

 そして、先ほども説明したとおり、若者率が非常に高く22.5パーセントの値をたたき出しており、これは全国の政令指定都市の中では最も高い値になっています。さらにはこうした若い人材がしっかりと学び、仕事につなげていけるように、ゲームに関連する能力を学べる情報系、デザイン系等の学科がある大学、短大、専門学校等は、福岡県内には約30校もあったりします。このように教育環境なども完備されている上に、レベルファイブの日野晃博社長は、「東京よりストレスが少なく、住みやすい福岡は、クリエイティブな仕事に適している」と語っているなど、これからも若く活力のある福岡によって人々の心を捕らえて放さない作品やサービスが数多く生まれていくことが本当に期待できそうです。