あまり知られていない福岡の魅力!?

国家戦略特区とは?

 またIT都市として有名な福岡は、日本の国家戦略特区でもあります。この国家戦略特区とは、日本の経済活性化のために、地域限定で規制や制度を改革し、その効果を検証するために指定される特別な区域のことです。この国家戦略特区には、福岡市を含め6地域などが指定されており、福岡市では「グローバル創業・雇用創出特区」として、創業の支援と雇用の創出に取り組んでいます。また、最初は六地域で始まったこれらの試みも現在では九地域にまで増えて行っています。

福岡で暮らすには

これまでの特区とは何が違うのか?

 これまで「特区」というと、地方が提案して、国が認定するというボトムアップ方式だったのですが、今回の国家戦略特区では、国が主導して特区のテーマや地域を決定するので、より大胆な規制や税制の改革が期待できるようになっています。特にこれまでは役所の事情で崩せなかったようなものも大きく変化させ、人々にとってより素晴らしい街作りがある種実験的に行われている都市だともいえるわけです。

グローバル戦略も欠かさない

 さらに、この国家戦略特区のビジョンとして、現在、福岡市と福岡地域戦略推進協議会が取り組んでいる創業支援や新たな経済価値の創出策、2014年5月1日に国家戦略特別区域として選定された「福岡市グローバル創業・雇用創出特区」を活用して、行政単独ではなく、産学官民が一体となって目指す姿などが重視されております。この中で、グローバル戦略というものも欠かさず盛り込んでおります。特に福岡に関しては比較的アジアとの関係性が強く持てるため、こういったものを上手く活用していっています。

福岡市が「創業特区」に指定された訳

 福岡市は、以前から住みやすい都市として評価されていました。特に街の中心部から空港へのアクセスが非常に便利になっており、アジア各国へのアクセスに関しては非常に優れています。また東京へも短時間でアクセス可能になっており、非常に便利な都市として有名です。

 そんな都市である一方で、自然にあふれており、中心部から少し車で走れば大自然が広がっています。コンパクトで住みやすく、またアジアとの距離が近く、アジアとの共創に向けて場所的に恵まれています。また、若年人口比率が高く、人口も増加している過程にあるといったような点も加味され評価を受け、福岡市は創業特区に指定されました。

スタートアップ向け優遇措置もある

 さらにスタートアップ企業、ベンチャー企業に対しての優遇措置なども非常に多く存在しています。たとえば、法人登記、税務、年金等創業に係る行政手続を簡素化するワンストップや、雇用労働質問センターで人材のマッチングや情報提供を受けられる他にも、スタートアップ法人減税などがあり、今後も税制上の様々な優遇措置が検討されています。設置間もないスタートアップ企業にはどれも大変魅力的な政策と言え、多くのITベンチャーなどが数多くこの福岡に来ているのはこうした理由になっているからです。

福岡で暮らすには

実際にどのような企業が参加しているのか?

 さて、それでは次のページではいよいよ、どのような企業が福岡で生まれ、育ってきているのか、また新たに福岡へと参入してきているのかについて解説していきたいと思います。本当に知らなかった人にとっては驚きの連続かもしれませんが、意外なほど有名な企業が多く参入してきているのです。それでは、解説していきましょう。